吉相印章・開運印鑑なら創業大正11年、完全手彫りの「印可<インカ>」へお任せ!
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印面右-法実 印面正面-実 印可ロゴ 印面正面-角 印面左-銀
 
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  タイトル02

◎これぞ手彫りの印章作り
手彫り印章って、どうやって作られるの?

手彫りと言っても、彫っているところを見学された方は少ないのではないでしょうか?そこで実際に彫っているところをご紹介します。
手彫り印章には、機械彫りにはない美しさがあると言われています。それは、そのわずか1〜2cmの中に、長年職人によって培われた「技」が注ぎ込まれ、出来上がるまで実に様々な工程を経て洗練されていくからです。
↓↓↓写真の部分をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。

1 校字<こうじ>
文字を篆書辞典で必ず検索します。時代の異なる篆書体を同時に一印の中に混入してはいけないというルールがあるからです。
校字01 校字02
2 印稿<いんこう>
まず印稿という出来上がりイメージを紙に筆で書き込みます。印稿で書くイメージはとても重要で設計図の役割をします。
印稿01 印稿02
3 印面作り
印面をトクサという板で研磨します。捺印が綺麗にとれるよう丁寧に印面を擦り、平に調整します。偏りをなくすため四方位に向きを変える配慮も怠りません。
印面作り01 印面作り02
4 朱墨塗り
平に調整された印面に、後で書き込む文字がハッキリ見えるように、あらかじめ朱墨を均一に塗ります。(黒水牛・オランダ水牛は墨塗り)
朱墨塗り01 朱墨塗り02
5 字割り
字割器に印材を指で固定させて、縦横左右に線引きします。印面に方眼を作る作業です。字割が狂っていると後の配字が崩れたり文字が曲がる事があります。
字割り01 字割り02
6 字入れ(配字)
印稿に基づいて決定した文字デザインを朱墨の塗った印面に逆さ文字(逆字)で、太めに書き込み<字入れ>ます。
配字01 配字02
7 荒彫り
印刀に持ち替えて先程書いた文字を残すように大まかに彫る、これが<荒彫り>です。印刀<いんとう>とは、細い「ノミ」のような印章用の彫刻等のようなものです。
荒彫り01 荒彫り02
8 印面直し
荒彫りした印面をもう一度、擦り直しツヤを出します。きめ細かく、平に擦っておくと綺麗な捺印ができます。
印面直し01 印面直し02
9 墨打ち
再度平らに調整された印面に、墨打ち具を使って軽くたたきつけて墨打ちします。
墨打ち01 墨打ち02
10 歪み調整
仕上げ前に円枠を外側から面取りし、その後内側から丁寧に仕上げて細く均一に整えていきます。綺麗に捺せる枠にするのと欠けにくくするためです。これはとても大切な作業です。
歪み調整01 歪み調整02
11 仕上げ
印章彫刻で最も大切な、文字通り仕上げの工程です。さらに、仕上げ刀で文字を整えていきます。荒彫りの段階では、単なる”線の集合体”に過ぎなかったそれぞれの文字に命を吹き込む作業といわれるように、余分な肉が削ぎ落とされ、研ぎ澄まされた文字たちが、イキイキと伸びやかな美しさを表現し始めます。右側でほぼ完成です。荒彫りとの違いをご覧下さい。これが手彫り職人ならではの<仕上げ>技です。
仕上げ01 仕上げ02
12 完成
実際に捺してみて「補刀(手直し)」して完成です。
完成01 完成
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